入院生活 その1(エレンタールのお話)

一週間以上の絶食生活が終わり、クローン病対応の脂質を調整した食事とエレンタールによる食事制限が始まりました。

おかずも魚メインでお肉等はなく、メニューによってはこれだけ・・・となることも多くありました。エレンタールも口に合わず毎日数本飲む事が苦でした。

少しでもエレンタールを楽しく飲めるように自分で調べたり、看護師さんと相談したりを繰り返し実験して

①フレーバーを色々混ぜ合わせる

②ゼリーミックスなど、飲み物以外の形状に変更する

③溶かす液体やフレーバー以外の粉末状の物を試す

など試行錯誤を繰り返しました

①に関しては、味のえぐみが増したり、苦手な味も多くうまくはいきませんでした。最終的には「パイナップルフレーバー」が一番自分の口に合っていたため、それのみを処方して貰いパイナップルメインで飲むようになりました。(フレーバーは特定の物だけ、なども処方して貰えるので苦手な方は自分に合ったものを探してみるといいと思います。)

②のゼリーミックスなどは

EAファーマーさんのHPに動画がありますが

水で作れるゼリーミックス | エレンタール服用の仕方 | エレンタール®配合内用剤 | 病気や治療の情報 | EAファーマ株式会社 患者さま・ご家族の皆さま

このように食事制限でなかなか食べれない状況でも『食べる』という行為もできるので、多少の味の悪さも許容できていました。美味しくないより食べたいの欲求が勝っていたのだと思います。気の持ちようでも変わってくると思いますので、頑張ってみてください。他にもムース状にできる物もあるようです。(個人的な好みでムースは試しませんでした)

他に、エレンタールを凍らせてシャーベットのようにして食べたりも試してみていました。普通に飲むよりも自分は食べやすかったです(お菓子なども食べれない状況だったので、アイスが嬉しかったという事もありました)。飲むのが辛いよ、と思っている方は一度試してみられてはいかがでしょうか。

③の他のものに混ぜてみると言うものは入院期間中に試した中では成功はありませんでした。

試した内容は

・リンゴジュースやオレンジジュースに溶かして美味しく飲めないか。

・青汁など他の味の濃いものも溶かして誤魔化す事はできないか。

・ストローの中に味のついた物?(通常は牛乳を飲む時に使う)で味をつけれないか。

・水の量を増やして薄めて飲めないか。(味は薄まったものの、倍量等でやると飲みきれない量になったので断念)

色々試していくうえで、自分の中でこのラインからなら飲めるかな・食べれるかなと許容範囲のものを探し、医師からも飲めるだけ飲んだ方がいいと言われていたので可能な限り飲むようにしていました。

今のお話にはなりますが________________________

エレンタールをしっかり飲んでいる方が病状的には良いと医師からも言われ続けていますので、現在でも一日2~3包は飲むようにしています。今でもパイナップルフレーバーを300ccの水に溶いて冷蔵庫に入れて冷やした後に飲用しています。

家の外でも飲みやすいように使い捨てのボトルタイプの物も薬局で処方して貰えるので、使い分けながら生活しています。

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